海
みどりの日が5月4日になって15年ですね。
だからなんやねんって話ですが。
「旧みどりの日」は「現昭和の日」であったわけですが、4月23日から4月29日は「みどりの週間」に設定され、全国で自然に親しむイベントが催されていたようです。
またこの期間には「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰が行われているようです。
今年も24の個人や団体が表彰されたそうです。
小泉進次郎から表彰されるのは何だかなぁっていうきもちになりそうだよな...。
環境整備や啓発活動などの貢献活動を30年くらい続けていると表彰されているようなイメージがあります。
継続は大事だな。
継続することそれ自体がある種一つの成果といえるな。
私の生まれは海の近くでした。小中高と毎日海を眺めて生きてきました。母なる海なんて言われることもありますが、波のきらめきに心が落ち着く。そんな日々でした。
何をするでもなく夜の砂浜でひとり一心不乱に砂山をつくり続けた思い出もあるなぁ。病んでたな。
母なる海はどんな息子もそれでも愛してくれるのかな。
cf)スクアードを抱擁する白ひげ
しかし、小学生時代、その海に流れこむ近所の川はとても汚い川だったんですよね。
その汚い川の清掃活動やそもそも汚染排水を流さないような規制・取り組みによって、いまでは大幅に改善され、何だか海もきれいになったように感じます。
私はというとそのようなことには深く目を向けるでもなく、きれいな海をひたすら享受するだけの存在であったわけですが。
3年くらい前、高校生たちによる海の環境保全に関する研究の発表会に参加したことがあります。
波のきらめきよろしくキラキラしててまぶしかったですね。
大学で教員免許取得を目指している人を対象に、高校生の研究発表イベントのスタッフ募集が行われていたので、それに手を挙げました。
SSHに指定されているような高校の生徒たちが自由な発想でマイクロプラスチックや海洋生物の研究を発表していました。
海が好き、それがモチベーションの根底にあるのは間違いないですが、研究の思い出話を聞くと、仲間との交流や先生の指導によってモチベーションが維持されていることを強く感じました。
そういうようなことは運動部での活動で得るものと思われがちですが、文化部の活動でも当たり前にあるんですよね。
中高大院と体育会の部活動に所属し続けてきた自分も少し羨ましくなるくらい生き生きとしている人もいたな。
自分自身の研究室生活がそのようなものと大きく違っていたこともあって、いま振り返ると心にきますね。